「足を踏み出したその先に新たな道は開かれる~8人の奏者のための~」
グレード:2.5 編成:金管打楽器8重奏 時間:5分
2017年9月
前作「君との~(以下、省略)」に引き続き、本校のアンサンブルコンテスト用に作曲しました。
序曲「新しき道」をベースに書き直したものです。1年生が多かったため難易度を下げました。
前作からの題名が長いシリーズなので、そういった意味でも続編にあたります。
「旅立った君は今の居場所で活躍している。」
「今までになかった困難に直面したり、迷ったりすることがあるかもしれない」
「でも人は足を踏み出した先にしか進めない。」
すべての中高生(若者)へのエールのようなつもりで書きあげました。
コンテストの放送担当の先生に題名が長くて怒られたのは言うまでもありません。
2017年10月29日(日)
やまと芸術文化ホールの県央アンサンブルコンテストで初演しました。
「君との今が思い出になる前に伝えておきたい3つの想い」
グレード:3 編成:金管打楽器6重奏 時間:3分
2015年9月
「今は一緒にいるけれど別れの日が確実に近づいてくる今日この頃・・・」
中学3年生の担任をしているとイベントが終わる度に寂しい気持ちになります。
いずれ巣立っていく君にちゃんと伝えなきゃいけないことがある。
そんなことを考えている日々の中で作ったアンサンブル曲です。
私にしては珍しいどこか物悲しい曲調です。テンポの速いところは3拍子の曲なので
タイトルに3つの想いという言葉を入れました。深い意味はありませんが、
「いつもそばにいてくれてありがとう」
「今よりもっと幸せになって」
「どうかここにいたことを忘れないで」
こんな気持ちも背景に演奏してみてはいかがでしょうか。
「Power of Smile~8人の奏者のために」
グレード:1.5 編成:管楽8重奏 時間:3分
2011年6月
「笑顔の力」というタイトルから分かるように前向きな曲。決して賑やかというわけではないけれど個人的には好きな雰囲気です。中学校に入って月日の浅い新入部員のために作曲。実際にはコンクールに出ない1年生の夏場の練習曲として使いました。初心者にとっても出来るだけ親しみやすい旋律に心がけました。各楽器の音域も約1オクターブの範囲ですし、細かい音符もありません。「楽器を手にして音を出す」という演奏者の根源にある喜びを入門者にも味わっていただきたいとの一心で書きました。
このアンサンブル譜をもとに吹奏楽小編成版も制作しました。詳しくはコチラから。
2011年8月1日(月)に私自身の指揮で初演いたしました。
「ラクマス~生命樹に寄せて」
1楽章 妖精の歌
2楽章 動物たちの踊り
3楽章 生命の波
グレード:3 編成:Sop.Sax&Piano 時間:Ⅰ(1:48)Ⅱ(未定)Ⅲ(未定)
2009年5月
個人委嘱を受け作曲した作品であります。かつてのバンド仲間のSax奏者のために書き下ろしたピアノ伴奏によるソプラノサックスソロ曲です。
1楽章はゆったりとした歌をイメージしました。この楽章を合唱曲にアレンジしても十分にいけるくらいの旋律の美しさが特徴です。
2楽章は躍動的な踊りの楽章で1楽章とは異なり細かいパッセージが登場します。
3楽章は1楽章と2楽章のモチーフを混ぜて構成。曲の締めくくりは壮大なテーマとなります。
この楽譜の権利は著作者および委嘱者が占有しております。